山遊び 2

「木洩れ日と採集生活の森」の実験   吉備中央町 黒山


この度は、黒山の山開きに来てくれた皆さん本当にありがとうございましたー!

皆で山に祈りを捧げ、山と大地と共に喜びを感じることができました。お祈りの後、とても暖かい光が差して、雨と風が止んで静かになりました。とても神秘的な時間。

それから皆で風の草刈りをして

それから森の暮らしについて皆で話し、マーさんの作ってくれた猪鍋をいただき、うちの夫の筍ごはんもいただき、大変楽しい時間を過ごせました。

本当にありがとうございましたー!


■地球とともに生きること

地球の誕生から、何十億年という時間をかけて生態系が育まれ、そこに私たち人類が誕生しました。森に誕生した私たちは、すべてを与えてくれる「森の生活」に戻ることができます。それが多様な経験、多様な出会いによって育まれる、愛にあふれた命の恵みでもあります。

「森の生活」に戻ることをスタートしてみたい! 里山に入って実のなる木や、樹下で育つ食べられる多年草植物を植えます。これだけで、ひとまず農耕なしで生きられます。

住居は、その土地の素材(石、土、木、水など)で作ります。食べて寝ることのために働かなくてもよくなります。生活の努力から解放されたとき、人の脳は新しい働きをするようになり、内面の能力は飛躍的に進化するでしょう。生活のために生きるのではなく内的進化に生きることは難しいことではないはずです。

■「森の生活」がもたらすもの
森の恵みを大切に使わせていただいて暮らす採集生活。それは単に生きるためではなく、太陽と月、風と水、あらゆる生き物とエネルギーを通わせて共振して生きる本来の姿です。

毎朝、太陽を額に受けて身体に取り込むだけで、身体がほぐれて温かくなり、呼吸が深まり豊かなエネルギーを内側に実感できます。

話したり考えたりではなく、何よりも体感が全てなのです。 ひとたびそれを実感しはじめたら、身体が森を求めて止みません。人それぞれの個人差はあると思いますが、森を求めて止まない人は今、急速に増えています。

そういう人からでも一緒に「森の生活」を共に実験していきたいと思います。

■人は働かなければ食べられない?
人類の祖先は何百万年も身の回りに豊富にある実りを食してきました。

ところが現人類はいつの頃からか、一年草の穀物に興味を持ちそれを育てるようになったのです。穀物は大量の太陽光を必要とするため、森の中では育ちません。そこで人々は森林を焼き払い、太陽の降り注ぐ農地を作り、自らの手で栽培するようになりました。

そうやって穀物が主食となり、それを求める体質へと変化しました。同時に農耕によって集落が生まれ、定住して自分の土地を所有することになります。

それから長い年月を経て、また多様なライフスタイルも生まれ、農地を持つ人は、やがてよりたくさんの食物を栽培し、農地を持たない人は別の仕事をして穀物を購入するようになり、穀物はそれからもなくてはならないものになりました。

多様なライフスタイルがあっても、森の採集生活に戻る人はほとんどいなくなったのです。

縄文のナラ林文化は東日本に比較的最後まで残り、穀物の栽培に抵抗して採集生活を続けていましたが、徐々に新しい穀物の食文化の流行を受け入れていきました。

こうして、地球生命の中で人間だけが働かなければ食べられなくなったのは、人間が地球の食物構成に沿わない食スタイル(わざわざ育てなければならないものを食べる)に入っていったからです。
■具体的な準備

知恵と工夫によって、現代の私たちにも「森の生活」はできます。そして現代だからこそ、線にも管にも繋がらない山暮らしを、豊かな気持ちで穏やかに楽しむこともできるのです。

まずは、大地が呼吸しているかどうか気づかって、その土地をよく観察すること。

人が手を入れたことのある土地は、放置されるとたいてい呼吸しにくくなっています。

よく観察しましょう。全てはそこからです。

ばたばたとはじめても、大地の恩恵は受け取れないでしょう。大地と植物の状態を観察しながら、呼吸していないところは少し助けるつもりで、水脈を掘っていきます。そのあとの状態をよく観察して、人が何かをそこに建てたらよいと身体で感じられる場所に、簡単な小屋を建てていきます。

常に作業の間も、森の命を気づかい観察して、人だけの作業にならないよう、自然界との結い作業を意識します。これが実は最も近道だからです。

今まで食べていたようなものにこだわらず。

今までの住居や生活にこだわらず。

それでいて、自給だけにもこだわらず。

のんびりと木洩れ日と風を浴びて、土と水に触れて暮らしをしていくこと。

そんな「木洩れ日と採集生活の森」を実験していきます。

この実験は、私たち人類みんなが生まれてきたことへの尊敬と、命の実相を探求していく、見えないエネルギーの実験でもあります。私たち人類は、実に様々なことを勉強し努力し忍耐し、行動してきました。また、多くのものを作りあげ、残してきました。

そういうことは、本当にたくさん、十分にやってきたと言える今、ここで静かになって、人間の本来の力について考えてみましょう。 いろんな行動をすることが人間の暮らしではないのかもしれません。しなくてもよいことはしないで暮らしてみる。いろんなものや生き物と、じっくり心を通わせてみましょう。

    私たちのフィーリングに共鳴し、森の採集生活を体験したいという方は、これから始める森の開拓を手伝ってください。 でも、この開拓は労力をあまりかけずにできると信じます。特別な資格やお金は要りませんが、森をみつめて大地と対話をしていきたい人が集まることで、簡単に実現すると思います。また、今はそうでなくても、自分も森を感じられるようになりたいという方は、どうぞそういう立場で関わってください。
森の生活をはじめる勇気はなくても、一緒に実験を体験し手伝いたいという方も歓迎します。誰でも例外なく、現代人は大切な感覚を忘れがち。でも、ちゃんと愛を感じられるし育める。本当に楽しみです。

「木洩れ日と採集生活の森」杉本圭子

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